【手段の目的化】無意識ではまった罠から抜け出すために意識したこと

直進している人

仕事や勉強をがんばっているのになかなか成果が出なかったとき、「何のためにがんばっているんだっけ…?」と感じることはありませんか?

努力量に見合った成果が出ないと、思わず投げ出したくなってしまいますよね。

今回は、「手段の目的化」というテーマでお話ししていきます。

がんばる理由が分からなくなっている場合、手段が目的化してしまっている可能性があります。

私自身の経験も踏まえてお伝えするので、「今がんばっていることがあるけどくじけそう」という方はぜひチェックしてみてくださいね。

手段の目的化とは「道具を使うこと自体が目的になっている」状態

ペン

手段の目的化とは、「何かを達成するため(目的)の方法として選んだはずのもの(手段)が、いつの間にかその方法を実践すること自体が目的になってしまっている状態」です。

最初は何か別な目的があって始めたはずなのに、気づいたら本来の目的を忘れていた。

ただ作業をこなすことが最終ゴールになってしまっていたということは、だれしも経験があるのではないでしょうか。

具体的な例を挙げてみましょう。

  • ライティングスキルを上げるためにブログの毎日更新を始めたはずが、いつの間にか毎日更新できている現状に満足していた
  • やりたいことを我慢せずできる自分になるために収入アップを目指したはずが、収入目標を達成することにこだわりすぎて仕事以外のことをする時間がなくなった

2つ目はまさに私の事例です。目標に集中しすぎると目的を見失ってしまい、ただただ過程を終わらせれば目的が達成されると思い込んでしまうんですよね。

手段の目的化を防ぐために「目的」「目標」「手段」の違いを理解する

色鉛筆

私自身が手段を目的化してしまっていた経験を通して気づいたことは、「『目的』『目標』『手段』の違いを再認識する必要がある」ということでした。

旅行を例にとって考えます。旅行における「目的」「目標」「手段」は、それぞれ以下のようになります。

目的:行き先、目的地
目標:行き先にたどり着くまでにやるべきこと
手段:目標を達成するための行動

行き先を沖縄に設定したら、目標は「航空券を手に入れる」となります。

航空券を手に入れるための手段は「電話で予約する」「ネットで予約する」など複数ありますね。

ここで仮に、ネットで北海道行きの航空券を予約した場合を考えてみましょう。当然のことながら沖縄にはたどり着けません。

つまり重要なのは「手段」や「目標」が「目的に則したものになっているか?」ということです。

おそらく「沖縄に行きたいのに北海道行きの飛行機を予約するなんてありえない」と感じるでしょう。

しかし「手段が目的化する」とは「ネットで航空券を予約する」という手段を取ることが最終ゴールになってしまった状態といえるのではないでしょうか。

今とっている「手段」や達成しようとしている「目標」が、本当に「目的」に則したものになっているか?というのは定期的に振り返る必要がありますね。

手段の目的化は「なぜ、何のために」を明確にすることで防げる

閃く

「目的」「目標」「手段」の違いを頭で理解できても、実際に手段の目的化を防げるようになるとは限りません

私自身、目的と手段が違うことは理解できていても、「気づいたら手段が目的化していた」というケースが多々あります。

手段が目的化してしまう要因の1つに、「目的があいまいである」ということが考えられます。

旅行を例に挙げるなら、「なぜ沖縄に行きたいのか?」「何のために沖縄に行くのか?」がはっきりしていないということです。

  • 国内旅行がしたくて行き先を沖縄にした
  • マリンスポーツをするために沖縄に行くことにした

では、後者の方が沖縄に行く目的がより明確ですよね。間違えて北海道に行くことはなさそうです。

逆に「国内旅行がしたい」という目的であれば、沖縄でも北海道でも目的はかなえられてしまいます。

実生活でも同じで、「なぜ、何のために」という目的が明確になれば、「気づいたら手段が目的化していた」という自体は避けられそうです。

目的を明確にすることと目標を具体的にすることは違う

私がよく混同していたのが、「目的を明確にすること」と「目標を具体的にすること」でした。

どちらも重要なことですが、手段の目的化が起こりやすいので注意が必要です。

目的の明確化とは、「何のためにやるのか」「達成すると何が得られるのか」を自分の言葉で言い表せる状態だと考えています。

それに対して「目標の具体化」は、「いつまでに、何を、どれくらいやるか」を数字で表すことです。

「ダイビングをするために沖縄に行く」のは目的の明確化、「今月末までに飛行機のチケットを予約する」のは目標の具体化です。

目標を具体化するのは達成率を上げるために必須のことですが、そもそも目標が目的に近づくものであるかどうかは確かめておく必要がありますね。

手段の目的化を防ぐために「やりたいことリスト」を書こう

リスト

最後に、私が「手段が目的化している」と気づくきっかけになった「やりたいことリスト」についてお話しして終わります。

「10月は月収20万円を達成する」
という目標を立てて日々仕事に打ち込んでいたのですが、途中であることに気づきました。

「毎日休まず仕事しているけど、自分の時間が全くない…」

作業していなくても、「どうすれば月収20万円稼げるのか」ということを考えるので頭の中がいっぱい。

仕事のことしか考えていない状態でした。そこでふと、月に1回更新している「やりたいことリスト」に目を通してみたんです。

「収入アップしたらやりたいこと」がたくさん書かれていて、「自分はこんなやりたいことがあって、それができるようになるために今がんばっているんだった」と立ち止まれました。

目標達成に夢中になることは、決して悪いことではありません

ただし、ときどき「目的」にも目を向けて、「自分が進んでいる方向は合っているかな」と振り返るのも大切。

「やりたいことリスト」を紙に書き出しておくと、いつでも手軽に目的を思い出せるのでおすすめです。

合わせて、目標の立て方について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。

関連記事:人生を充実させるための「目標の作り方」を今までの経験から考える

まとめ:未来を鮮明に描いて手段の目的化から抜け出そう

気球

今回は、「手段の目的化から抜け出す方法」について、実体験を踏まえてお話ししました。

無我夢中でがんばるほど、目的を忘れがち。今一度「自分は何のためにがんばっているんだっけ?」と振り返ってみましょう。

つまずいて転んでも、目的が明確になると「もう少しやってみよう!」というパワーがわいてきますよ。

がんばることに疲れてしまった方は、ぜひ試してみてくださいね。

考え方
この記事を書いた人
ふぁるま

●旅・お酒・グルメを愛する28歳
●普段は薬剤師ライター
●2022年8月から多拠点生活スタート予定
●旅のリアルを発信します(今は雑記ブログとして運営中)

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