「ノマドワーカーってなんだか憧れる……でも、どうやったらなれるんだろう?」
「ノマドワーカーになるなら、会社を辞めないといけないのかな」
時間も場所も自由に選べるノマドワーカー。興味はあっても、何から始めればそんな働き方を実現できるのか、なかなかイメージが湧かないですよね。
この記事では、もともと会社員だった私が、ノマドワーカーになった道筋を紹介します。
細かな職種は違っても、きっとノマドワーカーを目指すうえでヒントになるものがあるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ノマドワーカーになるために会社員を辞める必要はない

最初にお伝えしておくと、ノマドワーカーになるために必ずしも会社を辞めて独立する必要はありません。
ノマドワーカーになるために大切なポイントは、「場所を選ばず仕事ができる環境を整えること」です。
私はたまたま会社員を辞めてフリーランスになりましたが、出会った人の中には、会社に所属しながら全国を旅している方もいました。
今は会社員であっても出社する必要がなく、フルリモートで仕事ができる会社も増えてきています。
「ノマドワーカーになるために会社を辞めるのは、自分にとってはハードルが高すぎる」と感じる方は、会社員をしながら働く場所を自由に選べる環境を作っていくのも選択肢の一つです。
この記事で紹介している「会社員をやめてフリーランスになり、ノマドワーカーになる」方法は、あくまで一例であることをご理解のうえで読み進めてくださいね。
ノマドワーカーになるために必要な2つの要素|環境とスキル
あくまで私の経験からではありますが、ノマドワーカーになるために必要な要素は「環境とスキル」の大きく2つあると感じています。
ノマドワーカーになってみたいと考えている方は、場所を選ばず仕事ができる環境を整えることと、自己管理スキルを身につけることを意識してみましょう。
場所を選ばず仕事ができる環境

どこでも仕事ができる環境づくりは、ノマドワーカーになるうえで必須の要素です。
今は出社する必要のない会社も増えてきているため、以前よりは環境を整える手段が増えたように感じます。
もしも今いる職場がフルリモートの会社ではなかったとしても、同じ業界で出社する必要のない会社があるかもしれません。
会社員を辞めることやまったく新しい業界に挑戦することは、ハードルが高いと感じる方も多いことでしょう。
まずは今いる業界で、フルリモートで働ける会社を探してみるのがおすすめです。
ある程度の自己管理スキル

ノマドワーカーになってみて重要だと実感したのが「自己管理スキル」です。
働く時間と場所の自由度が高いゆえに、会社員時代や自宅で仕事をしていたころよりも、よりレベルの高いスキルが求められると感じました。
一方で、完璧な自己管理スキルを身につけようとすると、いつになっても新しいライフスタイルに踏み出せないのも事実です。
私は計画の70〜80%程度がコントロールできるようになった段階で、実際にノマドワーカーとして全国を旅しながら暮らす生活を始めました。
実際に新しいライフスタイルを送りながら、足りないスキルを少しずつ身につけていくイメージです。
「健康管理」「スケジュール管理」「お金の管理」の3本柱を意識しながら、それぞれが自分の思い描く通りにコントロールできるよう試行錯誤してみてください。
ノマドワーカーになるまでの道のり|副業から兼業を経て独立へ

私は正社員時代に薬局薬剤師をしていて、今はフリーランスのライターとして仕事をしています。
あくまで一例ではありますが、私が実際に環境とスキルを整えていった道のりを紹介します。
「環境を整えてスキルを身につけるといっても、何から始めたらいいの?」と疑問を感じている方は、一例として参考にしてください。
正社員から派遣社員になる
薬局薬剤師は現場に出て働く必要があったため、フルリモートの環境を手に入れるためには何か別なスキルを身につける必要がありました。
ただ、当時正社員で働いていた私は、日によって仕事の終わる時間が異なり、スケジュールが読めない状態でした。
なかなか仕事後に新たなスキルを勉強する時間が取れなかったため、まずは正社員から派遣社員へと転職。
派遣社員は残業がなく、決められた時間のみの勤務だったため、仕事後のスケジュールが立てやすくなりました。
私は仕事後の時間や休日を利用して、イベント運営の副業や夜間のアルバイトを始めたのです(当時はノマドワーカーを目指していたわけではなく、「とにかく会社員を辞めたい!」の一心でした)。
ドクターストップで仕事を辞める

派遣社員になって半年ほど経過したころ、最初のトラブルが起こります。本業と副業で仕事を詰め過ぎてしまい、慢性的な睡眠不足で体調を崩してしまいました。
ドクターストップがかかり、派遣薬剤師の仕事も、イベント運営の副業もすべてお休みすることに。
今までやってきたことはリセットされてしまいましたが、「健康管理なしでは仕事は成り立たない」ことを痛感しました。
健康は一度崩すと取り戻すのが大変です。私は極端に健康管理スキルが低かったので、ドクターストップがかかるまで自分の異変に気づけませんでした。
これから健康管理スキルをアップさせようと考えている方は、ぜひ「体調不良」になる前の「ちょっとした違和感」を大事にしてくださいね。
療養中にライティングスキルを勉強する

日常生活が送れる程度まで体調が回復した後、「体調変化に合わせて柔軟に対応できる仕事のスタイルに変えたい」と考えた私は、自宅でできる仕事を探しました。
「薬剤師 副業」「薬剤師 フリーランス」などのキーワードで検索しながらさまざまな手段を知り、その中の「ライター」に興味をもったのです。
そこからはライターの仕事を獲得する方法を調べ、片っ端から試す毎日でした。
療養中で収入がなかったので、ライタースクールに通ったり講座を受けたりすることはできず、応募した仕事に取り組みながら見よう見まねでスキルを身につけていきました。
パート薬剤師とライターの両立

医師から仕事の時間を増やす許可が降りたことと、ライターの仕事だけでは収入が足りなかったことがあり、一時的にパート薬剤師として現場に復帰しました。
最低限の収入をパートで稼ぎつつ、ライターの仕事を少しずつ増やしていきます。
パートを始めたことでライターのスケジュール管理は大変になりましたが、少しずつ負荷をかけながらスケジュール管理スキルも身につけていきました。
パート薬剤師を始めたことで、経済面での安心感は増したように感じていた時期です。お金の不安が軽減されたことで、ライターの仕事にも集中できるようになりました。
パートを辞めて専業ライターになる

ライターの仕事が増えて時間が足りなくなり、依頼をいただいても断ることが増えてきたタイミングで、パート薬剤師を辞めました。
ちなみに、私がノマドワーカーを目指し始めたのは、パートを辞めると決断した時期あたりです。
それまでは「薬局とライターの兼業でずっと過ごすのもいいかな」と考えていて、正社員よりは自由度の増した生活にそこそこ満足していました。
ライターの仕事が増えて「パートを辞めても生活できるかもしれない」と感じたときに、初めて新しいライフスタイルが視野に入り始めたのです。
ノマドワーカーになる

パートの仕事を辞めて3か月後に、私は全国を旅しながら暮らすライフスタイルを体験してみました。
このときは健康管理やスケジュール管理はある程度できるようになっていましたが、収入面ではまだ準備万端とは言えない状態でした。
ただ、実際に何がどこまで足りないかは、旅しながら暮らしてみないとわからないような段階にはなっていたと思います。
最終的にどこで新しいライフスタイルに踏み出すかは、勢いも大切と言えるでしょう。
ノマドワーカーに必要な要素をそろえて新たなライフスタイルを実現させよう

会社員時代に強く憧れていたノマドワーカーでしたが、実際になってみて感じたのは、「向き不向きがある」ことでした。
考えてみれば当たり前のことなのですが、自分に向いているかどうかはやってみるまでわかりませんでした。
私は実際に旅をしながら暮らす自由度の高さを味わえて本当によかったと思っています。
ノマドワーカーに少しでも興味をもっている方は、ぜひ環境を変えたり自己管理スキルを身につけたり、できることから挑戦してみてくださいね。
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